各業界のプロに学ぼう「本じゃ読めないアフィリエイト講座」
*このコラムは、2011年12月13日に配信されたアクセストレードメルマガのバックナンバーです。
皆さんこんにちは。フリーランスディレクターの落合 豊です。
今回の連載は、無料で使える高機能アクセス解析、「Google Analytics」の使い方というテーマでお届けしております。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
まず、Google Analyticsをすでにインストールしているけど、最近は管理画面にアクセスしていないという方に、ぜひ試していただきたい機能がひとつあります。
それは、「リアルタイム」という機能です。この機能、現在はベータ版となりますが私も非常に気に入っている機能のひとつで、今後も継続して導入してほしいと思っています。
まず、管理画面にログイン後、ヘッダーにある「新しいバージョン」というテキストリンクをクリックし、新しいバージョンに切り替えてください。
次に、アカウントホームの画面が表示されるので、特定のサイトの画面を開きます。サイトのアクセス数のグラフが表示される画面になりましたら、ページ上部の「ホーム」をクリックし、左に表示されている「リアルタイム(ベータ版)」をクリックします。
すると、現在サイトに何人のユーザーが訪問しているのかをリアルタイム表示する画面が表示されます。
私はこれまでに、PHPを使用してリアルタイム訪問数の表示プログラムを実装したことがあったのですが、無料であるGoogle Analyticsにこのような機能がついたときは驚きました。
試しに、別ウィンドウで計測中のサイトに自分でアクセスしてみてください。そして、そのままリアルタイムの数値を見てください。きっと正しくカウントされていますよね。
さて続いては、Google Analyticsをまだお使いでない方へ。
初期設定やインストール方法はとてもシンプルです。下記に設定方法をご説明しますので、ぜひお試しください。
◆ 「Google Analytics」を始める手順
まず、Googleアカウントを下記URLより取得します。
次に、Google Analyticsを開始します。下記から、先ほど作成したGoogleアカウントでログインしてください。
ログイン後、計測するWEBサイト情報を入力する画面が表示されますので、必要事項を入力します。
※初期画面が英語表示される場合がありますが、ページ上部の「Settings」というリンクをクリックし、「Language」というプルダウンメニューから「日本語」を選択してSaveすれば、日本語表示に切り替わります。
次に、アカウントホームという画面から先ほど設定したサイトURLのリンクをクリックし、レポートの画面を表示。右上の歯車アイコンをクリックします。
「トラッキングコード」というメニューが表示されますので、そこからHTMLに追加するコードをコピーします。
※ここでは、サブドメインで運用するサイト・携帯サイトなど、さまざまなタグのカスタマイズができます。
それでは、取得したトラッキングコードを実際にサイトに貼り付けてみましょう。最新のトラッキングコードは</head>タグの直前に貼り付けることになります。(以前は</body>の直前でした)
この作業を、運営サイトの全ページに行えばサイトの設定は完了です。その後、トラッキングコードを取得した画面の「トラッキングステータス」という項目に、「データの受信中」と表示されれば正しく設定が完了したことになります。
このまま数日、データの蓄積を楽しみに待ちましょう!
今回は、ここまでです。次回は主要レポートの「画面の見方」についてご紹介してまいりますので、お楽しみに。