各業界のプロに学ぼう「本じゃ読めないアフィリエイト講座」
*このコラムは、2011年12月20日に配信されたアクセストレードメルマガのバックナンバーです。
皆さんこんにちは。フリーランスディレクターの落合 豊です。
今回の連載は、無料で使える高機能アクセス解析、「Google Analytics」の使い方というテーマでお届けしております。
今回は、「標準レポート」タブの画面の見方について解説してまいりますので、どうぞお付き合いください。
まず、アフィリエイトサイトを運営する上で一番気になるのが、どのくらいアクセスがあったのか?についてですよね。
私も、Google Analyticsにログインすると真っ先に「トラフィックサマリー」という画面を開きます。この画面では、サイトに訪問したユーザーがどこから来たのかがわかるのですが、その種類は、大きく分けて「1:検索」「2:参照」「3:ノーリファラー」の3つしかありません。
それでは、それぞれの意味を見ていきましょう。
◆ 1:検索
GoogleやYahoo! JAPANなどの、検索エンジンからのアクセスです。
どういった検索キーワードで検索したかに加え、どの地域、どの時間帯、何分滞在したかの属性でクロス集計することもできます。
これはSEOの研究には欠かせないレポートで、特定のキーワードの現在の順位を調べ、そのキーワードからどのくらいのアクセスがあったかを知ることは、アクセスアップへの第一歩と言っても過言ではありません。
◆ 2:参照トラフィック
検索エンジン以外の外部サイトからのアクセスです。このレポートでは、どういったサイトのどのページからリンクされているかを
調査することができます。
私は以前、思わぬサイトにリンクを掲載していただいているのに気づき、嬉しくてお礼のメールを送ったこともあります。それがきっかけで、今でも仲良くさせていただいているサイト運営者様もいます。
◆3:ノーリファラー
こちらは少しやっかいなのですが、「ブックマーク」から訪問したか、ブラウザのURL欄に直接URLを入力して訪問したアクセスです。
私はこのアクセスを私のサイトのコアユーザーと仮定して、訪問の時間帯やひとりあたりの滞在時間を見て、サイト更新に役立てています。
このノーリファラーが徐々に増えていくこと、つまりコアユーザーが増えていくことが理想になりますが、ひとつ注意しなければならないのが、自分のアクセス数もカウントされてしまうという点です。
※自分のアクセスを除外する設定もできるのですが、多くのアフィリエイターのインターネット環境は「固定IP」ではないため、その場合は残念ながら自分のアクセスを除外することはできません。
自分のサイトがどういった状況にあるかを知ることは、今後サイトをどのように修正・改善していけば良いのかを知る、ということにもつながります。
ぜひGoogle Analyticsを活用して、サイト改善にお役立てくださいね!
次回はGoogle Analyticsの「高度な設定」について、Tipsを交えてご紹介します。
それではお楽しみに!