アクトレ中の人が調べる!
やってまいりました、SEOのお時間です。
前回は、Googleが考えるSEO、または、SEOの本質について少しばかり語らせていただきましたが、今回は、技術的なお話というと語弊があるかもしれませんが、直近のSEO事情について語らせていただきます。
さてと、復習も兼ねて過去のSEO事情から一気に直近の話までダッシュで書きつらねてみます!
■1996年~1997年頃
⇒検索エンジン黎明期
⇒当時は非常に貧弱な検索エンジンだった
⇒ページ内にキーワードがいくつ含まれているかという指標で順位決定
⇒アダルトサイトでも企業名を仕込んでいれば上位表示も可能だった
⇒上述のようなかわりやすーいウェブスパムが横行
■1997年~1999年頃
⇒meta全盛期
⇒さすがに検索エンジンもページ内に仕込まれたウェブスパムには対応
⇒ただし、metaタグ内のキーワードの出現数を掛け合わせで判断
⇒結果、metaタグ内にキーワードを詰め込むスパム行為が横行
⇒ダメじゃん・・・
■1999年~2000年頃
⇒Google誕生!
⇒日本への展開は2000年9月から
⇒PageRankという、リンクのつながりを判断基準に(画期的すぎワロタw)
⇒ただし、この頃から、リンクスパムも横行
てな訳で、Googleの登場により
検索エンジンは急激な進化を遂げ、昨今の状況につながっています。
次、行きますね。
■2001年以降(かなり長くなるので、さらっと割愛します・・・)
・ユニバーサル検索
⇒検索結果に地図情報などを表示
・ソーシャル検索
⇒ソーシャルメディア上の情報も検索可能に
・リアルタイム検索
⇒検索結果に今起こっていることやリアルタイムな情報も表示
⇒Googleは、QDF(Query deserves freshness)という
検索クエリの鮮度を判断するアルゴリズムを導入しています
QBKというサッカー界の隠語とはまったく関係ありません・・・
・パーソナライズ検索
⇒利用者の検索履歴などに基づいて検索結果をカスタマイズ
⇒スマートフォンなどはGPSデータを保持していることや、
Androidであればログイン前提でGoogleを利用するため、
検索結果のパーソナライズがかかりやすい傾向にあります
その他もろもろ、大小様々なリリースやアップデートを繰り返している訳ですが、ここからは、中でも大きめのものをご紹介しますね。
■セマンティック検索
⇒検索結果に直接情報を表示
例)プロ野球やサッカーの試合結果、天気予報など
⇒従来Googleは、検索エンジンへの滞在時間を重視せずに、より快適な検索体験 → また使ってもらう → 広告収益の拡大
という方向のモデルを展開していましたが、Facebookや Twitterのように、 サイトへの滞在時間が長くても広告収益を上げられるモデルが登場してきたことから、少なからず、彼らを意識した方向転換を行ったと考えます
■パンダアップデート
⇒あえて簡潔に言うと、重複コンテンツなどを検索結果から排他するアルゴリズム
⇒登場の背景
内容が似かよったページが検索結果に多数表示されている状態は、利用者のためにならない
⇒そんなページはパンダの餌にしてしまえ!
⇒結果として、オリジナル性の高いページを検索結果に優先表示したい
■ペンギンアップデート
⇒あえて簡潔に言うと、過度なリンク対策等のスパム手法を排他するアルゴリズム
⇒登場の背景
ブラックハットSEOの存在(PageRank概念の落とし穴)
⇒良質なページを適切に評価するために、
不当にリンクが張られているページなどを検索結果から排他するように調整(別物として、目に余るリンクスパムには手動のペナルティが課せられます)
ふぅ・・・、ざーっと、駆け足で振りかえらせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
で、気になるのは、パンダ・ペンギンの対策はって話ですよね?
ペンギンに関しては、ズバリ、「過度なリンク対策に手を出さない」って事かと思います。
パンダに関しては、ちょっと長くなるので、次号で色々お話させていただきますね。
では、また!
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