各業界のプロに学ぼう「本じゃ読めないアフィ講座」
こんにちは。小林憲人(こばやしけんと)です。今回は、前回からご説明している「市場調査&取り扱いアフィリエイト商材選定」の続き、「成果の出やすい商材を見つけるポイント」をお伝えします。それは下記の3つ。
◯自分の持っている媒体(ブログ、メルマガ)に属性が合うか※媒体を持っている場合のみ
◯その商品に関連するキーワードはどのくらい検索エンジンで検索されているのか
◯その商品に関連するリスティング広告はどのくらい出ているのか?
まず、自分で媒体を持っているのであれば、その媒体に関連するプログラムは、すぐに成果が出てくる可能性があります。
例えば、
・ブックレビューのメールマガジンで、本をアフィリエイト
・主婦が書くレシピのブログで、調味料や食材、お皿をアフィリエイ
トなどですね。
自分の好きなこと&続けていることから成果が発生する可能性がある上に、すでにアクションを起こしているもののため、スタートしやすいのが特徴です。また、ある程度「ターゲット」の設定ができている場合が多いのでお勧めです。
しかし、ただ単に日記を書いているようなブログは、このような成果は期待しない方がいいです。よほどの有名人でない限り、なかなか成果には結びつかないでしょう。「欲しい人に欲しいものを提供する」。これが鉄則ですからね。
次に、その商品に関連するキーワードはどのくらい検索エンジンで検索されているのかを調べます。正確な数値を把握することは難しいため、「Googleキーワードツール」を利用します。このツールを使えば、無料でどのキーワードがどのくらい検索されているのかを、おおまかに把握することができます。
試しに「化粧品」と打ち込んでみてください。化粧品に関連したキーワードがいくつも出てきます。その中で、「化粧品」というキーワードは、私が確認している時点(2010年6月18日)では、検索ボリュームが1,220,000と記載されています。このキーワードが、他のキーワードよりも群を抜いてたくさんのアクセスがあるということがこのツールで予測できるわけです。
では次に、Yahoo!、Googleの検索エンジンで「化粧品」と打ち込んでみてください。検索結果をご覧いただくとわかると思いますが、どのWEBサイトも有名企業・有名な商品のものであり、広告もたくさん出稿されていますね。
※Yahoo!の場合なら「スポンサードサーチ」、Googleの場合なら「スポンサーリンク」という欄にある検索結果はすべて広告です。次回ご紹介しますが「リスティング広告」というクリック課金型の広告です。
広告がたくさん出稿されているということは、ユーザーもその商品を必要としているわけですから、宣伝費用さえかけることができれば、アクセスを多く集められます。しかし、ライバルも多い。そのため、最初は避けたいキーワードです。
加えて、「化粧品」というキーワードは、「化粧品」をどうしたいのかというユーザーのニーズがわかりにくいキーワードです。化粧品が欲しいのか、化粧品の比較をしたいのか、特定の化粧品を探しているのか、具体的な需要がわかりません。
ですから、例えば化粧品のサンプルプレゼントのアフィリエイトプログラムに取り組むのであれば、「天然化粧品通販」や「自然派化粧品購入」、「ゲル化粧品通販」、「ナチュラル化粧品購入」など、検索回数が少ないが、比較的需要がありそうなキーワードを探してみましょう。
このようなキーワードを打ち込む人は、「天然化粧品を通販で買いたい」という具体的な需要を持っている人だということが想像できると思います。
ここで初めて、「天然化粧品のプログラムがあるかどうか」を調べます。探して見つかったら、さっそく提携申請をしましょう。
探しても目的の商品がなかったら、自分でノートを準備して、アイデアと商品の需要、そしてその予測を書いておきましょう。近いうちに、新しいマーチャントが増え、目的のプログラムが扱われるかもしれません。それまで、大事にメモしてとっておいてくださいね。
次回は、リスティング広告の申し込みとWEBサイトの制作についてお話します。ではまた次回、お会いしましょう。