基礎からマニアな情報まで「アクトレSEO強化ゼミ」
いつもお読みいただき、ありがとうございます。株式会社インタースペースの門田 俊介(かどた しゅんすけ)と申します。
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7度目となりました当コラム、新年初の今回はSEOについての基礎的なことをお話したいと思っております。
このところ、Yahoo!JAPANとGoogleの提携についてのはなしでもちきりでしたが、なぜ、このタイミングでSEOの基礎のおはなしなのかというのには理由がございます。公式発表はないものの昨年末に完了したYahoo!検索のGoogle化ですが、それと同時に、検索順位が大幅下落しどうすればいいのか分からなくなってしまったかたも多いかと思います。
皆さんが、ちまたで流れている噂や確証のない情報に流されないように、しっかりと基礎の再確認をして、今SEO施策で必要なことがきちんと選別出来るようにサポートできればと思い、今回のテーマといたしました。
もうすでに知っている情報も多いかも知れませんが、初心にかえる意味でもお付き合いいただければと思います。
<まず初めに>
【検索エンジンはSEOをどう考えているのか。】
ごく稀に、SEOは「スパム」だと言うかたがいらっしゃいますが、誤解を招いているケースが多い様です。
下記のURLには、GoogleがSEOをどう考えているか記載されています。
ここにも書かれているように、Googleは自身で行うSEOや業者を利用したSEO施策を推奨しています。
さらにはガイドラインまで作成して提供しているほどです。
と言う事は、Googleが推奨するSEO施策を行えば必ず順位を上げることができるともいえます。
<SEOでやってはいけない事>
【スパムになる行為とはどの様なことか。】
SEOは検索エンジンも推奨していることですが、やはり検索エンジンが定める一定の規則があり「やってはいけないこと」もあります。
これについてもGoogleが具体的な例を記載してくれています。下記URLをご参照ください。
- – 記事抜粋 – -
・隠しテキストや隠しリンクを使用しない。
・クローキングや不正なリダイレクトを行わない。
・自動化されたクエリをGoogleに送信しない。
・コンテンツに関係のないキーワードをページに記載しない。
・複数のページ、サブドメイン、ドメインで同じコンテンツを公開しない。
・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、不正なソフトウェアのインストールなど、悪質なページを作成しない。
・検索エンジン用の誘導ページを作成したり、オリジナルのコンテンツがほとんどないアフィリエイトプログラムを使用したりしない。
・アフィリエイトプログラムに参加している場合は、サイトを訪れるユーザーにとって価値のある内容であることを確認する。独自性や関連性があるコンテンツを提供して、サイトにアクセスする目的をユーザーに提供します。
– 以 上 –
ここで、気を付けて欲しいのはアフィリエイトサイト全てが悪いわけでは無いということです。
一見するとアフィリエイトサイトがペナルティの対象になっているように見えてしまいますが、そうではなく、独自コンテンツの有無についての記載ですのでご注意ください。
この他にも、リンクに関する注意事項はいくつか開示されていますが、詳細をお伝えするにはスペース的にも厳しいため、今回は要点だけをお伝えしたいと思います。
Googleは、「有料リンク」や「リンクプログラム」等を利用すると検索結果の順位に影響があると答えています。
この件に関する去年の話題では、有料リンクを販売していた某サイトのページランクが下がってしまったり、私が行っている実験では、中小規模のディレクトリサイトへの無造作な登録をした結果、順位に影響が出てしまったりとリンクの評価に関してはやはりGoogleは厳しい一面もあります。
ただ、厳しい評価があっても、Googleが好むリンクも確実にあるのではないでしょうか。
次回はGoogleが好むリンクについてお話させていただきますので、楽しみにお待ちください。
前回同様、すこし長くなってしまいましたが、今回はSEOの基礎についてご紹介いたしました。
今後も、SEO施策で噂話になっている事や実際有効な施策をご紹介したいと思いますので、次回も読んでいただければ幸いです。