基礎からマニアな情報まで「アクトレSEO強化ゼミ」
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
SEOテクニカルディレクターをしております、門田と申します。
このコラムでは普段の業務で得たSEOの最新情報や施策についてなど、より技術的な内容に着目しお届けしております。
今回は、Googleが3月24日に行ったパンダアップデートについてご紹介したいと思います。
まずは、こちらのサイトの記事をお読みください。
Search Engine Land
「Google Says Panda 3.4 Is ‘Rolling Out Now’」※英語サイト
上記に書かれている内容から特徴的なものを上げると、
【今回のアップデートについての米Googleオフィシャル発表】
・検索結果への影響は、1.6%以下である
・今回のアップデートで12回目、バージョン3.4になった
・日本への導入は、まだ行われていない
・今年の更新頻度は、今のところ月1回ペースになっている
となっております。
では、今回のコラムの内容が、ただアップデートについてのオフィシャルな内容だけでは芸が無いので・・・
アップデートの傾向についても触れてまいりたいと思います。
【今回のアップデートの傾向について】
・内部よりは外部に注力したアップデートの傾向にある
・海外ブログからのリンクが、無効とされている傾向がある
・日本でも、被リンク目的のためだけのブログリンクは、削除されている傾向にある構築中やコンテンツの少ないサイトは、順位が落ちている傾向にある
・順位が大幅に落ちたサイトは、ペナルティではなく、過去の被リンク評価が下がって順位が落ちている傾向にある(※ただし、ウェブマスターツールで警告が来ていない場合のみ)
・ウェブマスターツールで警告が来ていたサイトにペナルティを科した傾向がみられる
上記は、今回のアップデートで日本でも影響を受けたサイトの傾向です。
まだ日本に導入はされていない、と言われていますが、それでも毎回アップデートをすると、日本国内でも影響を受けています。
本格的に日本に導入された時の影響を少なくするためにも、今回の事例と傾向を踏まえたSEOの施策を取り入れてみてはいかがでしょうか?