基礎からマニアな情報まで「アクトレSEO強化ゼミ」
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
SEOテクニカルディレクターをしております、門田と申します。
このコラムでは普段の業務で得たSEOの最新情報や行っている施策についてなどより技術的な事に注目した内容をお送りしています。
今回は、4月16日にGoogleがYouTubeにアップロードした動画についてご紹介したいと思います。
英語のヒアリングが出来る方は、下記をご覧ください。
YouTubeアカウント「GoogleWebmasterHelp」により2012/04/16公開
“Does Google take manual action on webspam?”※英語動画です。
この動画はオフィシャルなものとして公開されたものですが、次のテーマについて回答する内容となっております。
【動画のテーマ】
Googleがスパムに対して行う手動対応とは?
手動対応はどの様な内容か?
検索結果からサイトを削除するその他の状況について
各テーマに沿ったGoogleからの回答は、下記の通りです。
【Googleがスパムに対して行う手動対応とは?】
・Googleはスパムを手動で排除する
・たとえば自分の名前で検索した時に、アダルトサイトが出てくるようなふさわしく無い検索結果の場合に率先して手動対応を行う
・クローキングや誘導ページ、キーワードの詰め込みなど、ガイドラインに違反する内容のサイトにもアクションを起こす
【手動対応はどの様な内容か?】
・スパムサイトはインデックス削除を行う傾向にある
・サイト内の重複コンテンツが発生していても、悪質では無い場合 などは順位を下げるだけに止まることもある
【検索結果からサイトを削除するその他の状況について】
・著作権侵害や裁判所などから、妥当な命令があれば削除することがある
・マルウェアやウィルスのような、問題があるサイトを削除することがある
・クレジットカード情報がウェブに公開されているなど、セキュリティ上の問題が発生している場合は削除することがある
手動対応の具体的な内容は、これまであまり発表されていませんでした。
今回のビデオを参考に、手動ペナルティを受けないよう気をつけてください。
※ちなみに、手動ペナルティを受けた場合の期間は60日前後といわれています。
お気を付けください。