基礎からマニアな情報まで「アクトレSEO強化ゼミ」
*このコラムは、2012年05月31日に配信されたアクセストレードメルマガのバックナンバーです。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。SEOテクニカルディレクターをしております、門田と申します。
このコラムでは普段の業務で得たSEOの最新情報や行っている施策についてなどより技術的な事に注目した内容でお送りしています。
今回は、4月25日にGoogleウェブマスター公式ブログで発表されたペンギンアップデートについて、ご紹介したいと思います。
つい先日(5月26日)にもマイナーアップデートがありましので、皆さま気になっている話題かと思います。
まずは下記の公式ブログをご覧ください。
Google Webmster Central Blog
「良質なサイトをより高く評価するために」
http://member.accesstrade.net/cgi-bin/mmlink?mid=825&lid=15830
【今回のアップデートの傾向について】
影響を受けているサイトを調べると、以下の傾向が見えてきました。
■内部要因の傾向
・APIや大規模なデータベースを使って、 コンテンツを大量に生成しているサイト
・ニュース系ポータルやフィードによる記事配信サイト
・自動コンテンツ、コンテンツをコピーおよび一部修正した程度、など独自性の薄いサイト
■外部要因の傾向
・リンク獲得だけを目的とした相互リンクにより、リンクを獲得しているサイト
・大量にリンクが掲載されているだけの、リンク集からリンクを獲得しているサイト
・コンテンツに意味が無く、検索ユーザーから不要だと思われるブログなどからリンクを獲得しているサイト
【傾向に対する対応について】
■内部要因の対応
独自性があり、重複の無いサイト構成であれば、問題はありません。アフィリエイトサイトの場合は、パートナーPRの部分をコピペしないなどに注意してください。
■外部要因の対応
今回のアップデートで、恐らく最も注力された点です。
低品質な相互リンクやリンクディレクトリへの登録を中止したり、不適切なリンクを可能な限り削除するなどの対策を行ってください。
【心当たりが無いのに順位が下がっている場合】
ペンギンアップデートは、アルゴリズムの更新であるため再審査リクエストが効きません。
もし不当な影響を受けているようであれば、下記のフォームからアルゴリズムの改善依頼を出して、アップデートを待つしかありません。
Feedback on our recent algorithm update
今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?
アップデートより約1ヶ月がたち、その傾向などが明らかになってきましたね。
アフィリエイターの皆さまのご参考になれば幸いです。